「メルカリ」による新スマホ決済サービスがリリースに
フリマアプリ「メルカリ」を展開するメルカリ傘下の株式会社メルペイは13日、スマートフォン向け決済サービス「メルペイ」の提供を開始すると発表した。まずはiOS版の先行リリースとなっており、Android版は今後の提供になる。
iOSアプリで「メルカリ」を利用しているユーザーに順次適用となるほか、App Storeで最新バージョン「4.0.0」にアップデートすると、「メルペイ」の利用を開始できる。ただし対応するのは、Apple Payが利用可能なiOS 10.1以上、iPhone 7以降の機種となる。
「メルペイ」は、「メルカリ」アプリ内から直接利用可能で、新たに専用タブとして追加されている「メルペイ」アイコンを選択すると起動される。これを用いれば、「メルカリ」での取引で取得した売上金を、コンビニエンスストアや対象レストラン、ドラッグストア、ファーストフード店などでの支払いに充てられる。
全国約90万カ所の「iD」加盟店で利用可能に!
決済サービス「メルペイ」の提供開始に際し、まず第1弾として三井住友カード株式会社との事業連携を通じて、株式会社NTTドコモの進める非接触決済サービス「iD」へ対応する。よって全国約90万カ所の「iD」加盟店では、今後「メルカリ」売上金による決済が可能になる。
メルペイは、2017年11月に金融関連の新規事業を担う新会社として、メルカリの100%子会社というかたちで誕生した。人気フリマアプリ「メルカリ」の膨大な顧客基盤、データ基盤をもとに、スマートフォン向け決済サービス「メルペイ」を展開するほか、将来的には新たな“信用を創造”し、多様な金融サービスの提供を進めていく方針としている。
メルペイでは、今後の事業構想やサービス拡張計画について、2月20日にカンファレンス「MERPAY CONFERENCE 2019」を開催、詳細を明らかにするとアナウンスしており、こちらの発表内容にも注目が集まる。
(画像はプレスリリースより)
株式会社メルペイ プレスリリース
https://jp.merpay.com/news/2019/02/ios_release/