人気の「Venmo」と提携、より便利に!
米Uberは現地時間の12日、PayPal傘下で人気を拡大させているソーシャルモバイル決済サービスのVenmoとパートナーシップ契約を結び、「Venmo」アプリでの支払いを可能にすると発表した。Uberの配車や「Uber Eats」の料金決済に利用できる。
「Venmo」は、米国の若年層を中心に高い支持を集めている個人間送金とSNS機能を組み合わせたモバイル決済サービス。すでに一般ユーザーレベルでは、Uber関連のサービスと「Venmo」を組み合わせて用いているケースが非常に多く、年間600万回以上の決済シーンがそれに該当するまでになっているという。
こうした状況を鑑みUberとVenmoは連携を強化、ユーザーはシームレスに「Uber」と「Uber Eats」での支払いを「Venmo」アプリによって行うことが可能となった。機能の提供は米国ユーザー限定で、今後数週間内には同国内で利用可能になるとされている。
割り勘も簡単!お得でスムーズ
今回「Uber」と「Venmo」の連携が実現したことで、ユーザーは複数人で「Uber」サービスによる車移動を行った際や、「Uber Eats」でのデリバリー注文を行った際などに、その料金を割り勘で支払うことが簡単にできるようになる。
家族や友人で割り勘したいとき、「Uber」アプリの機能で実行することもできるが、この場合1人あたり25セントの手数料が発生する。だが「Venmo」を使えば手数料は無料だ。
「Venmo」での支払いを希望するユーザーは、まず「Uber」決済方法に「Venmo」の登録・追加を行っておく必要がある。簡単なこの追加設定さえ行っておけば、数回のタップだけで「Venmo」の残高や連携させた銀行口座、デビットカードといった手段で、割り勘した料金の負担分をすぐに支払える。
「Venmo」のテキスト記述欄に、オリジナルの「Uber」および「Uber Eats」絵文字を追加して利用することも可能となり、コミュニケーションもスムーズ、よりスマートに、便利に「Uber」関連サービスと「Venmo」を使いこなせるようになると見込まれる。
(画像はプレスリリースより)

Uber プレスリリース
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