「Amazon Pay」でリアル店舗の決済もサポート!
アマゾンジャパン合同会社は8月29日、Amazonの決済サービス「Amazon Pay」を実店舗でも利用できるスマートフォン決済手法とし、サービス提供を開始すると発表した。スマートフォンにダウンロードした「Amazonショッピングアプリ」に表示されるQRコードを用いることで、対応店舗ならば、その料金支払いをAmazonアカウントによるキャッシュレスで済ませることができるようになる。
「Amazon Pay」は、Amazonアカウントで登録した配送先情報やクレジットカードの情報を用い、「Amazon」以外のECサイトでショッピングをした際にも、決済を簡単かつ安全に完了させられるID決済サービスとして、2015年5月から国内提供が開始されたもの。2016年9月には、定期購入機能も追加され、より利便性がアップしている。
リアル店舗、オフラインでのスマートフォン決済へサービスを拡張するにあたり、株式会社NIPPON PAYと協業。同社子会社のNIPPON Tablet株式会社によるタブレット端末が設置されている店舗で利用が可能となるという。
アプリを起動し選択、QRコードを示すだけでOK!
「Amazon Pay」を用いた実店舗でのスマートフォン決済を利用する際には、まず「Amazonショッピングアプリ」(iOS向け/Android向け)を起動させる。アプリ画面左上のメニューから「すべてを見る」をタップし、「Amazon Pay」を選択、するとQRコードが表示されるので、これを店舗側に示せばよい。
店舗側は、顧客のスマートフォン画面に表示されたQRコードを、対応タブレット端末に読み込ませる。このとき、支払金額も同端末に入力しておく。決済が正しく完了すると、購入ユーザーのスマートフォンに支払い完了通知が電子メールで届く。
一般消費者であるユーザーは、Amazonアカウントで購入できる商品やサービスが、オンライン上だけでなくオフラインのリアル世界にも広がったかたちで、飲食店や衣料品店など、さまざまな店舗での便利なキャッシュレス決済を利用できるようになる。
導入する店舗事業者にとっては、Amazonブランドでの安心で利用しやすい決済オプションを簡単に利用できるようになり、手間なくスマートなキャッシュレス決済への対応を完了させられる。これにより、新規顧客の獲得や顧客体験向上を図ることができるだろう。
アマゾンジャパンでは、今後さらに「Amazon Pay」のサービス強化に努めるとし、より多様な規模、業態、販路でビジネスを展開する事業者をサポートしていきたいとした。
(画像はプレスリリースより)

アマゾンジャパン合同会社 プレスリリース
https://amazon-press.jp/