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2019年12月14日(土)
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「空飛ぶロボット」の社会実装へ!エアロネクストが中国の大学と共同ラボ

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「空飛ぶロボット」の社会実装へ!エアロネクストが中国の大学と共同ラボ

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南方科技大学と共同研究開発ラボを設立
次世代産業用ドローンとしての「空飛ぶロボット(Flying Robots)」の社会実装を目指し、「新しい空域の経済化」を図るテクノロジー・ベンチャー、株式会社エアロネクストは18日、研究型大学として急成長を遂げている中国の南方科技大学と連携し、共同研究開発ラボ「SUSTECH(SIR)-AERONEXT Flying Robots Technology Shenzhen Lab」を設立すると発表した。同大学と共同でラボを設立するのは、日本企業として初の取り組みになる。

南方科技大学は、中国・深圳市に国家高等教育総合改革試験高として設立された学校で、世界トップクラスの研究型大学を目指し、イノベーション型人材の育成強化に努めていることで知られる。最先端のコンピューター、航空宇宙関連で26の研究センターを有し、その中にロボティクス研究院(SIR:SUSTECH Institute of Robotics)もある。

同研究院は産業ロボット技術、バイオメカニカルロボット、医療リハビリロボット、コントロールおよび無人システムの4研究所とロボット教育実験室からなり、ドローンについてはフライトコントローラー開発や非GPS環境下での自律制御、ドローンに搭載可能な各種センサー開発などを中心としたさまざまな研究が進められているという。

エアロネクストでは、重要な研究開発拠点のひとつを新たに中国の深圳市に置き、このロボティクス研究院と連携して、産学連携による取り組みを推進させる。具体的には、同研究院の教授陣や生徒とともに、先行する中国ドローン産業の潜在ユースケースを発掘し、多くの実証実験を重ねながら、次世代ドローンの基盤となる要素技術の研究開発を進める。

また、運用上の安全基準を満たすための実証実験データを蓄積して今後に活かすほか、「空飛ぶロボット」の具体的用途開発、将来のドローン産業を担う優秀なエンジニアの獲得や育成を目指していく方針だ。新設のラボでは、5年の間、まずこうした方針で共同の研究開発を行う。

エアロネクスト
将来の活躍が期待される産業用ドローンの早期実装へ
産業用ドローンについては、少子高齢化・人口減少に伴う人手不足や人件費の高騰へのソリューション、人で行うには大きな危険を伴う作業の代替などで、物流や農業、警備、設備点検、災害対策といったさまざまな分野における活躍が期待されているが、現段階では写真や動画を撮影するなど、“目”としての用途で利活用される程度にとどまっている。

活用シーンも短時間、短距離、さらに良好な気候条件の場合のみといったごく限定的なものとなっており、より安定的で幅広い活用、社会実装に向けた取り組みが急がれる。

エアロネクストでは、独自の重心制御技術「4D GRAVITY」を開発しており、この無人航空機における機体構造を根本的に見直すことで生み出した独自技術は、従来のドローンにない安定性、信頼性をもたらし、産業用ドローンの用途範囲を大きく拡大することに寄与するものになっている。

同社はすでにこの「4D GRAVITY」を搭載した産業用ドローン「Next」シリーズの原理試作を複数種類発表しており、国内では年内にも量産体制を整備する予定だ。

中国市場でも独自の取り組みを進めており、今年5月に現地法人「天次科技(深圳)有限公司(Aeronext Shenzhen Ltd.)」を設立して以降、翌6月には中国産業ドローンメーカー大手のMMC、SMDと戦略的提携を締結、「4D GRAVITY」の市場投入を図ってきている。

「4D GRAVITY」搭載の次世代産業用ドローンであれば、高い安定性を活かし、複数のペイロードを搭載したり、ペイロードの位置が側面や上部となっても安定飛行を維持したりすることが可能になり、エネルギー効率もアップ、長時間・長距離の飛行ができるようになる。長く安定した飛行が可能になれば、それだけ複数の仕事も一度にこなせるようになると考えられる。

日本国内では、この次世代産業用ドローンで「空飛ぶロボット」を実現させるべく、独自の自動航行プラットフォームを中心とした産業ドローンソリューションの提案において強みをもつ株式会社センシンロボティクスと、今年9月に戦略的業務提携を顧客・用途開発で結んだ。センシンロボティクスとは、今回新設する共同ラボの企画・運営でも協力体制を築いていくという。

「空飛ぶロボット」への期待は大きいが、社会実装の現実化には、徹底した研究開発と社会環境面の基盤固めなど、まだ時間を要するとの見方が大半だ。一方でエアロネクストによると、深圳の場合、すでに数百のドローン企業が存在し、無人航空機研究開発における豊富な経験と実績、すぐれた研究開発者、エンジニア人材、実証実験のための飛行環境も充実しているという。こうした現状を受け、同社は開発拠点を深圳に置くことを決め、最適なパートナーとして南方科技大学ロボティクス研究院を選択した。

多くの社会的課題を解決し、未来のかたちをつくる次世代ドローンの本格的実装に向け、今後の動向が注目されるだろう。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

株式会社エアロネクスト プレスリリース
https://aeronext.co.jp/news/1911181000/

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