最初の取り組みとして福岡市と連携
株式会社エクサウィザーズは、2020年4月28日、地方自治体と連携した『在宅介護者支援プロジェクト』を開始したと発表した。
エクサウィザーズは、AIを利活用したサービス開発を展開しているベンチャー企業。『在宅介護者支援プロジェクト』では、最初の取り組みとして福岡市と連携し、インストラクターによる無料の電話相談窓口を開設している。
廃用性症候群対策と認知症対策の両面から支援
エクサウィザーズは、AI技術を利活用したオープンイノベーションの実現を目指し、様々な業界のパートナー企業と協調する形で事業を展開している。幅広い産業・業務・テーマにおいて共同プロジェクト事業を実施し、AIの利活用を推進。日本気象協会と共に、気象ソリューションサービスの共同開発を手がける実績も持つ。
同社は、新型コロナウイルスの感染拡大が社会の様々な局面に影響をおよぼしていることを憂慮。特に、在宅サービス事業所の運営に影響が出始めたことを重視し、廃用性症候群対策と認知症対策の両面からソリューションを提供すべく『在宅介護者支援プロジェクト』を開始するに至った。
AIを利活用するアプリの提供も予定
『在宅介護者支援プロジェクト』では、同社運営の動画アプリ『ケアコチ』を用いて運動プログラムを配信し、廃用性症候群に対処。また認知症対策としては、AIを利活用して在宅介護者の負担を軽減するアプリの提供が予定されている。
エクサウィザーズは今後も同プロジェクトを通じて、外出自粛により孤立する在宅介護者の不安・ストレス解消を支援するとしている。
(画像はプレスリリースより)

地方自治体と連携した『在宅介護者支援プロジェクト』を始動 - 株式会社エクサウィザーズ
https://exawizards.com/archives/9840