新型コロナウイルスから医療従事者を守る
株式会社キュリオは、2020年5月6日、新型コロナウイルスから医療従事者を守る『エアロゾルボックス』の提供を、全国の医療病院に向けて開始したと発表した。
同社は、「岐阜発のもの作りベンチャー」を自認する企業。『エアロゾルボックス』は、やはり岐阜県に拠点を置く株式会社プロスパーが開発したものであり、キュリオは販売責任者として提供を行う。
透明なアクリル素材を患者の頭部を覆う
キュリオは、「岐阜発のもの作りベンチャー」としてベビーカー『CURIO』やパーソナルモビリティ『SCOO』などの製造を手がけている。新型コロナの感染拡大後は、フェイスシールド(顔面保護具)の量産に着手。2020年4月17日より開始されたこの量産では、週10000枚の生産体制を整備し、医療現場への提供も開始している。
今回同社が提供を開始した『エアロゾルボックス』は、医療現場における新型コロナ感染のリスクを憂慮したプロスパーが開発したもの。透明なアクリル素材を患者の頭部を覆うことにより、飛沫等の飛散を防ぐものとなっている。
医療機関の要望に合わせて特注にも対応
『エアロゾルボックス』は、通常サイズの製品に加えて、ストレッチャー台に乗せる幅の狭い製品や側面のパネルをスライド式で取り外せる製品、さらに箱形状の製品という4モデルが用意されている。また、医療機関の要望に合わせて特注にも対応するという。
キュリオは『エアロゾルボックス』の提供を通じて、医療従事者が安全に医療措置・ケアに従事できる環境の構築を支援するとしている。
(画像はプレスリリースより)

『エアロゾルボックス』 岐阜発で全国の医療病院へ提供開始 - 株式会社キュリオ
https://www.curio-care.com/post/news_aerosolbox