土・肥料の開発に強みを持つ農業ベンチャー
株式会社OSMICは、2020年5月21日、株式会社ジェイ・イー・ティと農業ビジネスに関する業務提携を行うと発表した。
OSMICは、独自配合の土・肥料の開発に強みを持つ農業ベンチャー企業。ジェイ・イー・ティは、岡山県にて半導体設備機器に関わる事業に取り組む企業であり、今回の提携では同県笠岡市にて高糖度ミニトマトの通年生産支援が行われる。
農業ビジネス参入におけるサポートも展開
OSMICは、農業ビジネスおよび事業展開のコンサルティングや農産物の販売・プロモーションなどを、農業ベンチャーとして展開している。高密度微生物有機培土の製造・販売に強みを持ち、この土を活用した太陽光利用型環境制御ハウス設備も販売。また、この太陽光利用型環境制御ハウスを利用した高糖度ミニトマト『OSMICトマト』の生産・販売も手がける。
太陽光利用型環境制御ハウスを利用した同社のトマト生産は、様々な方面から注目を集めるようになった。こうした動きの中で同社は、企業による農業ビジネス参入におけるサポートも展開。合弁で設立する農業法人や生産パートナー企業も増加し、順調に実績を積み上げている。
2020年秋からの生産開始を図る
今回OSMICが業務提携を行うジェイ・イー・ティは、半導体製造装置を中心とする装置製造業を営む岡山の企業。地域活性化や雇用の創出などを目指す新事業として、笠岡市でのミニトマトの通年生産に今回取り組むこととなった。
ジェイ・イー・ティへの支援としてOSMICは、5連棟の太陽光利用型環境制御ハウス2棟を同市にて2020年9月に設置。栽培技術も提供し、同年秋からの生産開始を図るとしている。
(画像はプレスリリースより)

株式会社OSMIC
https://osmic.jp/ジェイ・イー・ティと業務提携 高糖度ミニトマトの通年生産をサポート
https://www.atpress.ne.jp/news/213330