地元・九州にてエンジニアを採用・育成
AMI株式会社は、2020年5月14日、九州のベンチャーキャピタルファンドから追加の資金調達を実施したと発表した。
AMIは、熊本県水俣市に拠点を置き、遠隔医療対応聴診器『超聴診器』の開発などを手がけるベンチャー企業。今回の調達により、地元・九州にてエンジニアの採用・育成を行い、『超聴診器』の製品化などを進めるとしている。
『COVID-19遠隔聴診プロジェクト』も展開
AMIは、「救える命を増やしたい」という想いから2015年に創業して以来、『超聴診器』や遠隔聴診システムの研究開発を行っている。
同社の『超聴診器』は、心疾患診断アシスト機能が付いた遠隔医療対応聴診器。疾患に繋がる心雑音のみを自動的に検出することを目指した機器であり、早期の社会実装を目指して研究開発が進められている。
同社はまた、新型コロナウイルス遠隔聴診を実現する『COVID-19遠隔聴診プロジェクト』も展開している。同プロジェクトでは、感染者に最初に対応する医療現場へ遠隔聴診システム一式60セットを無償配布。医療従事者の感染リスク低減に貢献している。
「急激な医療革新を実現する」をミッションとして
AMIの資金調達は、肥銀キャピタル株式会社と株式会社ドーガン・ベータが運営するベンチャーキャピタルファンドを引受先として実施された。この第三者割当増資によりAMIは、3000万円を調達している。
同社は今後も、「急激な医療革新を実現する」をミッションとして、研究開発に取り組むとしている。
(画像はプレスリリースより)

九州のベンチャーキャピタルファンドから追加の資金調達を実施 - AMI株式会社
https://ami.inc/news/20200514