ブロックチェーン技術を活用してプロダクト開発
IOST財団(INTERNET OF SERVICES FOUNDATION LTD.)は、2020年6月8日、プロダクト開発に関する協定をプラクス株式会社との間で締結したと発表した。
IOST財団は、分散型ネットワークを研究・開発している財団。プラクスは、遺伝医療情報プラットフォームを研究・開発しているベンチャー企業。両者の協定では、ヘルスケア領域にいてブロックチェーン技術を活用したプロダクトが開発される。
分散型ブロックチェーンネットワークを開発
IOST財団は、次世代コンセンサスアルゴリズム・PoBに基づく超高速の分散型ブロックチェーンネットワークを開発している財団。分散型経済におけるオンラインサービスの基盤構築を目指し、「国際情報オリンピックの金メダリストたち」を擁している。
同財団は、精密医療や患者ケアといった領域におけるブロックチェーンテクノロジーの研究開発が増加しつつあることに着目。この活用が様々なアプリケーションを実現する可能性に期待し、プラクスとの協定締結に至ったという。
予防医学の普及に対する貢献を目指す
プラクスは、近畿大学の学生起業支援プログラムにおいて2017年に設立された大学発ベンチャー。大学の知財を活用して、疾病管理手帳(FAP PASSPORT)や医療用家系図作成支援ソフトウェアなどを開発している。
この協定によりIOST財団は、予防医学の普及に対する経済的・社会的・医療的貢献の実現を目指すとしている。
(画像はプレスリリースより)

INTERNET OF SERVICES FOUNDATION LTD.
https://iost.io/IOST財団、大学発ベンチャー、メディカル・ヘルステック"プラクス"と協定 - PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p