画像・映像処理分野の権威ある学会
Navier株式会社は、2020年6月23日、国際学会『CVPR 2020』において同社リサーチャーの論文が採択され、口頭発表も行ったことを明らかにした。
Navierは、AIによる画像処理技術を研究開発するスタートアップ企業。『CVPR 2020』はコンピューターによる画像・映像処理技術分野における権威ある学会であり、口頭発表を行った日本企業は同社だけだという。
新しいAI技術の創造にも取り組むNavier
Navierは、高解像度化・鮮明化・ノイズ除去に特化したAIソリューションの提供を手がけている。このソリューションは、印刷物・監視カメラ画像・ECといった幅広い業界にて、既に活用実績を持つ。こうした事業と共に同社は、画像処理技術の開発も推進。既存技術の応用のみに留まらず、新しいAI技術の創造にも取り組んでいる。
今回『CVPR 2020』にて同社リサーチャーが発表した研究は、AI技術を活用した画像の高解像度化について、実社会での応用を容易にする手法に関するもの。「GANs」と呼ばれる手法を応用し、高解像度化における学習に用いるデータの制約緩和を可能にしている。
スタートアップとして研究活動に取り組む
この研究成果についてNavierは、AI技術としての革新性と共に、AIの実社会での活用加速においても大きな意義を持つものであると自負。これらの点が評価され、『CVPR 2020』での発表は実現したと考えている。
同社は今後も、新しい技術を生み出すスタートアップとして研究活動に取り組むとしている。
(画像はプレスリリースより)

Navier株式会社
https://www.navier.co/画像処理のAIスタートアップNavier、『CVPR 2020』にて論文を口頭発表 - PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/