月額2,800円で1日1杯のクラフトビール
動画配信、音楽配信などでは一般的な「サブスク」が、飲食業界にも登場した。キリンビール株式会社は、月額2,800円(税込)の会員費を支払うことで、1日1杯クラフトビールを飲めるサブスクの提供を開始した。
対象店舗は、「Tap Marché(タップ・マルシェ)」を導入する全国の飲食店のうち、『CRAFT BEER PASSPORT Supported by Tap Marché』に参加する飲食店で、サービス提供開始時点では約1千店の参加を見込む。将来的には国内サブスクリプションサービスにおいて最大級となる2千店の参加を目指すという。
利用方法は、店舗に提示されたQRコードより会員登録し、クレジットカードから入金する。その後は「CRAFT BEER PASSPORT」の提示ですることで、クラフトビール1杯の提供を受けられるようになる。同サービスは土日以外の平日で利用できる。
サブスクリプション市場は拡大
新型コロナウイルスの感染拡大および緊急事態宣言の発令に伴い、飲食店は自粛を行う状況となったものの、サブスクリプションでつながりのある飲食店と顧客の関係性は維持され、さらにはテイクアウトにも対応することで、サブスクリプション市場は縮小することなく成長しているという。
同サービスも、9月末までに10,000名の登録者数を見込み、売り上げが落ち込んだ飲食店の活気を取り戻すとともに、クラフトビール自体への関心が高まることで、クラフトビール市場全体の活性化も期待される。
(画像はプレスリリースより)

キリンホールディングス公式ホームページ プレスリリース
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