IoTシステムの企画・開発を手がけるベンチャー企業
IoTBASE株式会社は、2020年7月6日、第三者割当増資によりシードラウンドの資金調達を実施したと発表した。
同社は、IoTシステムの企画・開発・提供およびコンサルティングを手がけるベンチャー企業。今回の第三者割当増資では、インキュベイトファンドとG-STARTUPファンドが引受先として名を連ねている。
IoTに関するワンストップの支援を提供
IoTBASEは、IoTテクノロジーの活用によって企業のデジタル変革を支援すべく、IoTクラウドサービス『IoTBASE Cloud』を展開している。同サービスは、接続済みのセンサーデバイスやアプリケーションを選択して組み合わせるだけで、企業のIoT導入を実現するというもの。導入プロセスの複雑さや高額な開発コストといったIoT導入の障壁を解消し、簡単・低コストでの導入を実現している。
IoTは近年、ビジネス市場においても注目度が高まり、導入や事業化に向けた取り組みも数多く実施されるようになった。しかし同時に、導入に際して障壁を感じる企業の現場も少なくない。こうした状況においてIoTBASEは『IoTBASE Cloud』を展開し、IoTに関するワンストップの支援を提供している。
Society5.0を実現する主要プレイヤーに
今回の第三者割当増資において引受先となったインキュベイトファンドは、IoTBASEを社会基盤になり得る企業であると評価。またG-STARTUPファンドも、IoTBASEがSociety5.0を実現する主要プレイヤーになることを期待している。
なお今回調達した資金についてIoTBASEは、プロダクト開発やカスタマーサクセス部門の強化に活用することで、顧客への提供価値の最大化を図るとしている。
(画像はプレスリリースより)

インキュベイトファンド、G-STARTUPファンドよりシードラウンドの資金調達を実施 - IoTBASE株式会社
https://iotbase.co.jp/news/3148/