勘や経験に頼らない経営判断をサポート、新クラウドサービスを提供開始

新型コロナウイルス感染拡大のような未曽有の事態を経験した日本の企業は、外部環境や需要の変化に対して生産・販売・流通などの事業計画を迅速に最適化することの重要性を改めて認識し、新しい意思決定のツールを必要としている。

株式会社日立ソリューションズは、生産拠点や生産量、トータルコストを総括的にシミュレーションすることにより、売上や利益を最大化するクラウドサービス「グローバルSCMシミュレーションサービス」を提供開始することを発表した。

同サービスでは、需要や為替・関税などの変動を考慮したうえで、企業の目的（売上や利益など）に応じたシミュレーションを行い、事業計画（生産量、販売量）や生産拠点、調達拠点を最適化する。

得られるシミュレーション結果は、担当者の勘や経験に頼らない合理性の高い意思決定であるため、企画、営業、製造部門などの客観的な議論を可能とし、早期の計画立案から実行までを実現できるという。

また、IoT機器からリアルタイムに取得できる設備稼働時間や生産量、作業員の作業実績、消費電力などのデータを活用することで、より迅速に、より高精度なシミュレーションが可能となる。

（画像はプレスリリースより）




株式会社日立ソリューションズ　プレスリリース
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