京都に本社を置く独立系のベンチャーキャピタル
フューチャーベンチャーキャピタル株式会社(以下「FVC」)は、2020年7月15日、出資先であるKIYOラーニング株式会社が東証マザーズへ新規上場を果たしたと発表した。
FVCは、京都に本社を置く独立系のベンチャーキャピタル。KIYOラーニングは、ラーニング・テクノロジーを駆使して個人・企業の学習を効率化するクラウドサービスを展開しているベンチャー企業。
「経営者の夢の実現を応援する」
FVCはベンチャーキャピタルとして、地域のベンチャー企業を支援する「地方創生ファンド」と、事業会社のオープンイノベーションを促進する「CVCファンド」に取り組んでいる。出資に際しては、資金投入のみに留まらず、事業育成・人材育成・事業コンサルティングなどの支援も提供。「経営者の夢の実現を応援する」という理念の実現を目指している。
同社が出資したKIYOラーニングは、個人向けのオンライン資格講座である「スタディング」事業と、法人向けの社員クラウドサービス「エアコース」事業を展開している。今後は、AIを活用したサービスの開発なども企図しており、キャリア開発に関連した教育の事業分野においてリーディングカンパニーとあることを目指しているという。
未来に向けたイノベーションを生み出す
KIYOラーニングへの出資は、FVCが運営するかんしん未来ファンドと、株式会社ウィルグループのウィルグループインキュベートファンドによって行われている。かんしん未来ファンドは、第一勧業信用組合などとFVCが共同で設立したファンド。同ファンドにとってKIYOラーニングは、1号出資案件となる。
FVCは今後も、サスティナブルな未来に向けたイノベーションを生み出し、企業価値の最大化を追求するとしている。
(画像はプレスリリースより)

KIYOラーニング株式会社が東証マザーズへ新規上場 - フューチャーベンチャーキャピタル株式会社
https://www.fvc.co.jp/item/news/sites/2/nr20200715.pdf