高度・高精度な体温測定を迅速に実施
飲食業やサービス業では、コロナウイルス感染拡大防止のため、店内入り口に専任のスタッフが待機し、体温を測定する光景がよく見られる。一方、スタッフが慢性的に不足しているような店舗では、こうした専属スタッフを配置できず、対応の遅れが生じている。
株式会社PFリンクシステムズは2020年7月17日、AIによる顔認識技術を活用した体温測定器「フェイサーモ」を販売することを発表した。
同商品は、高度・高精度な体温測定を迅速に実施するだけでなく、システム導入のために必要なコストも、専任スタッフを配置する場合に比べて、80%~90%削減できるという。
導入には工事を必要とせず、センサーを置くだけ
「フェイサーモ」はすでに行政機関や教育機関ではおよそ100台の導入実績があり、今後は、医療機関や公共の交通機関、学校やオフィスビル、飲食店、スーパーマーケット、商業施設など多岐に亘る分野に広げていくという。
設置についても、特に工事を必要とせず、センサーを置くだけなので、コストを大幅に抑えることに成功した。具体的には、専門スタッフを配置する場合は、年間300万円以上のコストがかかるのに対し、「フェイサーモ」では、様々な“オプション”をつけたとしても、約40万円に抑える。
“オプション”には、初期設定や導入後の設定をリモートで行う「リモートサポート」や、測定データを勤怠管理と連携させる「勤怠管理機能」などがあり、便利な機能を多数取りそろえることで、様々な利用者の要望に応えていく。
(画像はプレスリリースより)

株式会社PFリンクシステムズ プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000057358.html