イベント、検査、製造現場などで採用
ホロライトは高い直線性を持つ光源で、コンサートなどの各種イベント、ビルディングを美しく照らす建築照明、研究機関の実験などさまざまな用途で採用される。
また、製造現場では、金属等の鏡面仕上げ品の表面検査や、線を引くことができない場所にホロライトで直線を引くことにより、安全エリアを表示したりと活躍の場を広げている。
光学機械器具製造販売のパイフォトニクス株式会社は、微小高輝度発光ダイオード(LED)光源と光学素子の組み合わせにより、超小型超挟角型白色LED照明装置「ホロライト・マイクロ」を開発したことを発表した。
同製品は標準品に比べ、超小型化・軽量化・低消費電力化・低価格化を実現し、2020年7月20日より受注を開始する。
標準品と比べ体積は1/10、重量は1/5、消費電力は1/2、価格は1/3
同製品は、小型軽量なキューブ型筐体から太陽光線と同程度の擬似平行光を発生する。太陽光線は拡がり角が0.53度に対して、同製品の拡がり角は0.46度であり、歪が少ない高品質な擬似平行光の発生できる。
また、光源部の高効率化による消費電力の低下により発熱量が低減され、10cm角の標準品から3.5cm角の超小型化に成功した。結果、標準品と比べ体積は1/10、重量は1/5、消費電力は1/2、価格は1/3に抑える。
ホロライトはLED光源を用いるため、同様の用途として利用されるレーザー光源に比べて人体への安全性という観点において優れる。
(画像はプレスリリースより)

パイフォトニクス株式会社 プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000041665.html