「劇場使用料無料キャンペーン」の企画も
株式会社レプロエンタテインメントは、オンライン型演劇場・浅草九劇で上演される、8月のラインナップ4作品を決定した。
6月に「オンライン型演劇場」としてリニューアルした浅草九劇では、クリエイターやアーティストが新たな表現にチャレンジできる場を提供すべく、「劇場使用料無料キャンペーン」の企画募集を実施した。
今回発表された4作品は、一部企画を除き、このキャンペーンを通して応募された企画から選出された作品だという。
オンラインの舞台で、エンタテインメントに貢献を
舞台『イシノマキにいた時間』は、「劇場使用料無料キャンペーン」第1弾の企画で、8月4日(火)から上演される。
コメディアンの福島カツシゲさんらが、東日本大震災の被害を受けた石巻でボランティア活動を続けた経験をもとに、ボランティアでの葛藤や苦悩、喜びなどを描くという。
続いて、三浦大輔WS試演会は、8月8日(土)より上演される。この試演会は、エンタテインメント研究所・銀座九劇アカデミアで実施されたワークショップ「『映像』『舞台』両方できる役者になるII」の発表となる。
「配信」という視点を取り入れたワークショップを通し、「三浦作品」がどのように作られていくかを体験した受講者たちが、ワークショップ後に選抜稽古の期間を経て、配信での発表にチャレンジする。
三作品目として、『神楽坂怪奇譚「棲」体感型配信怪奇譚』は、8月15日(土)からの上演となり、声優の羽佐間道夫氏らによる体感型朗読劇・怪奇譚シリーズとなっている。
絶え間ない緊張感と人間の現実に愕然とするような濃密な空間を作り上げ、初の生配信で観客の五感を刺激する「生」の空間を展開するという。
最後に、8月29日(土)から上演される、女優の町田マリー氏と中込佐知子氏による演劇ユニット「パショナリーアパショナーリア」は、家庭と演劇の両立をテーマにしている。
子育て中でも芝居を続けたいという気持ちと、子育てをしている家族にも観劇してほしいという気持ちから「子どもも飽きさせない大人の演劇」を届けるという。
浅草九劇は、このキャンペーンとラインナップを通して、少しでもエンタテインメントの未来に貢献していきたいと考えている。
(画像はプレスリリースより)

株式会社レプロエンタテインメント プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/