無人駅を活用したツーリズム開発などを実施
JR東日本スタートアップ株式会社は、2020年7月22日、株式会社VILLAGE INCとの間で資本業務提携を締結したと発表した。
JR東日本スタートアップは、JR東日本のベンチャー・キャピタル。VILLAGE INCは、地域資産を活用したローカルビジネスを展開している企業。今回の提携では、無人駅を活用したツーリズム開発などが行われる。
『無人駅グランピング』での成果を受けて
今回JR東日本スタートアップが提携を発表したVILLAGE INCは、非日常体験サービス『VILLAGE』の提供と、新しいワークスタイルの構築に取り組んでいるベンチャー企業。船でしか行けない1日1組限定のプライベートキャンプ場や、地方型シェアサテライトオフィスなども運営している。
VILLAGE INCは以前からJR東日本グループと協働も行っており、上越線・土合駅を活用した地域活性化実証実験『無人駅グランピング』も実施。この実験では、利用者から高い評価を獲得すると共に、無人駅の活用に高いニーズがあることを実証した。今回の資本業務提携は、この結果を受けて締結されている。
新たなワークスタイルの創出に向けて
両社の資本業務提携では、JR東日本グループが保有する無人駅などの遊休資産を活用し、新たなツーリズム開発が行われる。また、新たなワークスタイルの創出に向けたサービスも、開発が行われるという。
JR東日本スタートアップはこの提携により、駅周囲における地域活性化の取り組みを強化するとしている。
(画像はプレスリリースより)

JR東日本スタートアップとVILLAGE INCが資本業務提携を締結 - JR東日本スタートアップ株式会社
http://jrestartup.co.jp/news/2020/07/3090/