ソニー・ミュージックエンタテイメントなどから調達
THECOO株式会社は、2020年7月20日、総額7.1億円の資金調達を実施したと発表した。
同社は、「エンタテイメント×テクノロジーベンチャー」を自認する企業。今回の資金調達では、株式会社ソニー・ミュージックエンタテイメントやYJ キャピタル株式会社など計5社より、追加の資金調達を行っている。
ファンコミュニティアプリ『Fanicon』を運営する企業
THECOOは、会員制ファンコミュニティアプリ『Fanicon』やチケット制ライブ配信サービス『Fanistream』などを運営している。特に『Fanicon』は、「ファンとアイコンをつなぐファンコミュニティ」としてサービスの価値を高め、国民的アーティストやスポーツチームも利用を開始。現在は、1700組以上のファンコミュニティを形成している。
同社は、今般のコロナ禍によりライブエンタテイメント業界が大きな打撃を受けていることを鑑み、新たな収入源の創出を支援すべく2020年3月には『Fanistream』の提供も開始。エンタテイメントとファンをテクノロジーでつなぎ、健全なエンタテイメントコミュニティの構築を計り続けている。
強固なSaaSのビジネスモデルなどが評価された
THECOOが実施した今回の資金調達は、『Fanicon』運営において同社が展開している強固なSaaSのビジネスモデルなどが評価され、実現に至った。この資金を活用して同社は、事業拡大のための人材強化や海外展開を見据えたサービス認知向上、また本格的なライブ配信が可能なスタジオの建設なども目指すとしている。
なお、今回の資金調達発表と同時にTHECOOは、『Fanicon』のブランドリニューアル実施も明らかにしている。
(画像はプレスリリースより)

ソニー・ミュージックエンタテインメントなどから追加 総額7.1億円資金調達 - THECOO株式会社
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