給与即時払いサービス開始
総務省が発表した2020年1月~3月期の追加就労希望調査では、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により収入を得るために働きたい個人が、前年対比22万人増と大幅に増えている。
企業はこうした個人のニーズに応えるべく、短期間・短時間就労の人材活用を増やしている一方、契約締結や勤怠管理、給与計算、給与支払いなどの労務関連業務が煩雑化してしまうという課題に直面している。
短期人材活用プラットフォーム「シェアフル」を提供するシェアフル株式会社は、株式会社セブン銀行と業務提携し、2020年7月21日より給与即時払いサービスを正式に提供開始することを発表した。
同サービスを利用することで、労務関連業務全てを「シェアフル」に一元集約できるようになり、人事・労務・経理担当者の業務効率化をサポートし、短期間・短時間就労の人材活用の幅を広げていく。
個人にも、企業側にも大きなメリット
今回の提携により、さまざまメリットが期待される。
個人側のメリットとしては、就業すると原則24時間・365日いつでも給与を受け取ることができるため、企業が制定する給与支払日より早く給与を受け取ることができる。結果、必要な時に必要な分だけ就業し収入を得ることが可能となる。
企業側のメリットとしては、個人の「給料を即日受け取りたい」というニーズに応えることで求人への応募率向上が見込める。また、人材採用と勤怠管理、給与計算だけでなく給与振り込み業務まで一元的に行えるため、各担当者の業務効率化を進めることができる。
同社は今後も、長期雇用スタッフも含めた労務管理の一元化など、さらなるサービス品質の向上・新機能の拡充を続けていくという。
(画像はプレスリリースより)

シェアフル株式会社 プレスリリース(@Press)
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