コロナのバイタルモニタリングを実現
株式会社アルムは、2020年7月29日、同社の救命・健康サポートアプリ『MySOS』にスマホカメラによる非接触バイタルサイン計測技術を搭載したと発表した。
アルムは医療ICTベンチャー企業であり、『MySOS』は健康・医療記録によって救急対応などを支援するアプリ。非接触バイタルサイン計測技術は、新型コロナウイルス感染症のバイタルモニタリングを可能にすべく搭載されている。
個人の医療記録を管理できる『MySOS』
アルムは、医療機器プログラム『Join』を2015年7月にリリースして以来、医療モバイルアプリの展開に取り組み続けている。今般のコロナ禍においても、軽症患者の自宅・宿泊療養におけるICTモニタリングシステムを、日本で初めて稼働。この稼働において生じた課題に向き合うべく、『MySOS』への非接触バイタルサイン計測技術の搭載は行われた。
『MySOS』は、健診データや受診記録、体重や血圧といったPHR(個人の医療記録)を管理できるスマホアプリ。これらのPHRを活用し、救急時におけるスムーズな医療対応を可能にしている。非接触バイタルサイン計測技術の搭載は、イスラエルのスタートアップ企業であるbinah社との業務提携により実現した。
より正確なオンライン診療を可能に
非接触バイタルサイン計測技術を搭載することで『MySOS』は、感染疑い時から陽性患者の院外療養時に至るまで、新型コロナウイルス感染症の幅広いバイタルモニタリングがスマホで可能となった。この技術によりアルムは、より正確なオンライン診療を可能にするとしている。
(画像はプレスリリースより)

救命・健康サポートアプリ『MySOS』に、非接触バイタルサイン計測技術を搭載 - 株式会社アルム
https://www.allm.net/2020/07/29/9130/