新たな流通開発などが目的、7月27日付で資本参加
加賀電子株式会社は、2020年8月6日、株式会社ピーステックラボへの出資を行ったと発表した。
加賀電子は、エレクトロニクスの総合商社。ピーステックラボは、「レンタルサービスベンチャー」としてシェアリングプラットフォーム『Alice.style』の運営を手がける企業。加賀電子の出資は、新たな流通開発などを目的とするものであり、同年7月27日付で資本参加を果たしている。
「仕込み」としてベンチャーへの出資を行う加賀電子
加賀電子は、電子デバイスの企画・設計や部品調達・生産・販売など、顧客にとって最適な解決策を多様な局面において提供している。2018年3月には、創立50周年記念の『50億円ファンド』を設定。新規事業創出へつながる「仕込み」として、ユニークな技術・製品・ビジネスモデルを構想・展開するベンチャーへの出資を行っている。
今回同社が出資を行ったピーステックラボは、「体験の平等性」という新しい価値を提供すべく『Alice.style』を運営しているベンチャー企業。『Alice.style』では、使用頻度の低いものを貸してお金にしたい貸し主と、贅沢品を使ってみたい借り主をつなぎ、特別な体験ができる機会を提供。新たな顧客との接点が創出できる点から、商品メーカーからも注目されている。
持続的成長を支える新規事業の創出を図る
家電製品やゴルフ用品の販売も手がけてきた加賀電子は、ピーステックラボが家電製品を現地で受取・返却できる手ぶら旅行サービス『Alice.style Travel』などを展開している点に注目。新たな流通開発およびビジネス領域の拡大につながる可能性があると期待して、今回の出資に至ったという。
加賀電子は今後も「すべてはお客様のために」の経営理念のもと、持続的成長を支える新規事業の創出を図るとしている。
(画像はプレスリリースより)

ピーステックラボへの出資に関するお知らせ - 加賀電子株式会社
https://www.taxan.co.jp/