「3密回避・混雑回避」がテーマ
株式会社MYCITYは、2020年8月7日、東京都事業『データ利活用実証プロジェクト(官民連携DPF コア事業実証プロジェクト)』に選定されたと発表した。
MYCITYは、オフィス向けIoTソリューションなどを提供しているベンチャー企業。『データ利活用実証プロジェクト』では、野村不動産株式会社などと協力して「3密回避・混雑回避」をテーマとするプロジェクトを実施するという。
『floor analytics』や『MyPlace』を展開
MYCITYは、座席の稼働情報を利用してオフィス空間の活用を最適化する『floor analytics』や、位置情報によって企業の働き方改革をサポートする『MyPlace』といったサービスを展開しいる。また、「オフィスの未来をつくる」べくコワーキングスペース『point 0 marunouchi』も運営。「都市とあなたをつなぐ」というビジョンの実現を目指している。
今回同社が選定された『データ利活用実証プロジェクト』は、社会課題の解決や都民のQOL向上に寄与するサービスを生み出すべく、開始された事業。『官民連携データプラットフォーム』の整備を見据え、様々なデータの集結および新サービス開発・展開が促進される仕組みが構築されている。
疎密可視化・接触履歴による感染症抑制などを実施
『データ利活用実証プロジェクト』においてMYCITYは、「3密回避・混雑回避」をテーマとするプロジェクトを担う。同プロジェクトでは、オフィスの疎密可視化・接触履歴による感染症抑制と、ビル・エリアスケールとの相関モデル構築を実施。実施に際しては、野村不動産や森ビル株式会社、東急不動産株式会社と協力するという。
なお同事業においてMYCITYは、『MyPlace』を活用するとしている。
(画像はプレスリリースより)

東京都の『データ利活用実証プロジェクト』に選定 - 株式会社MYCITY
https://mycity.co.jp/news/smarttokyo