約10万品の菓子商品のマスタデータを提供
店舗における商品の陳列状況の把握は、商品の在庫状況の把握や商品補充の迅速化のみならず、商品の売り上げにも大きな影響を与えるため、非常に重要な業務の一つである。
日本電気株式会社(以下、NEC)は、2020年8月17日、約10万品の菓子商品のマスタデータを提供する「商品マスタデータ提供サービス」を開始することを発表した。
同サービスは株式会社山星屋(以下、山星屋)と協業し、NECが提供する「売場情報画像解析サービス」のオプションサービスとして提供される。
ICTを活用した効率化・高度化を今後も継続
「売場情報画像解析サービス」は、スマートフォンなどで撮影した棚の画像から陳列状態をデータ化し、陳列状況の確認や新しい棚割の提案などを行うサービスである。
同サービスのオプションとして「商品マスタデータ提供サービス」を利用することで、予め商品マスタデータを用意することなく、より迅速に商品陳列状況をデジタル化することが可能になる。
NECと山星屋は、画像解析技術等のICTを活用して、消費財メーカーにおけるバリューチェーンの更なる効率化・高度化に引き続き取り組んでいくという。
(画像はプレスリリースより)

日本電気株式会社 プレスリリース
https://jpn.nec.com/press/202008/20200817_01.html