一局集中を避ける利点
2020年8月20日、さくらインターネット株式会社は、2011年からサービス開始している「さくらのクラウド」の首都圏内サーバーの選択肢を増やすと発表した。
現在の東京第1ゾーンに加え、新しく東京第2ゾーンを運用することで、サーバーの併用が可能になり、データ量を分散させることが可能となる。
なお、各サーバーの持つ特性を生かした構築が可能ともなるため、最適化が図れる。
災害時や障害時に強い特徴がある
従来のような一局だけのサーバー設置の場合、災害時や障害発生時によりダウンしてしまうと、アクセスが出来なくなりどうすることもできない。場合によっては復旧にも時間が掛かるため全てのサービスが停止してしまう。
今回、さくらのクラウドでは、東京だけでなく複数エリアのサーバーが選択利用できるため災害や障害に強い。
万が一、データが焼失した場合でも、他のサーバーをバックアップに指定しておけば、データの復元が可能となり、損害が軽微で済むことになる。
なお、バックアップの方法も、全てを他のサーバーに取っておく以外に、サーバー毎にデータを振り分けることも出来るため、自由なサーバー運用が可能である。
(画像はプレスリリースより)

さくらインターネット株式会社
https://www.sakura.ad.jp/