直接イベント会場に行けなくとも参加可能
2020年8月19日、ANAグループのavatarin株式会社と三井不動産株式会社は共同で、「avatar MICE」の実証実験を開始すると発表した。
「avatar MICE」は、既存の会合施設とアバターによる参加を組み合わせた、新しい形のビジネスイベントであり、実際の会議に参加しているかのような感覚が味わえる。
なお、MICEという略称の由来となっている、Meeting、Incentive travel、Convention、Exhibition(Event)の頭文字を取ったもので、ビジネスイベントの総称である。
自分で動かせるロボットが参加する
この「avatar MICE」は、オンライン会議と実イベントの中間に位置するものであるが、明確な違いとしては「自分で動かせるアバター」を利用しているということである。
この「アバター」は、「遠隔操作できるロボット」であり、遠距離からの参加者が、自分の「アバターロボット」を操作することで、参加者と会話することや、登壇者の方向を向いて発表を聞くことができるものである。
これにより、常に視線を相手に合わせることが可能になるため、より実際のイベントに近い感覚が味わえる。
(画像はプレスリリースより)

三井不動産株式会社
https://www.mitsuifudosan.co.jp/