独自AI技術により番組制作を効率化
新しい生活様式への急速なシフトが進む中、番組制作の現場でも、自宅などの離れた環境から撮影・編集・配信に至るまでの業務を行うニーズが高まっている。
ソニー株式会社(以下、ソニー)は、2020年9月8日、独自AI技術により番組制作の映像編集・管理を効率化する新たなサービス「Media Analytics Portal」の展開を開始することを発表した。
ハイライトシーンを自動生成
「Media Analytics Portal」は、ソニー独自の技術を含む多様なAIエンジンを統合的に活用し、映像編集・管理などの業務を効率化するクラウドサービスである。
同サービスでは、オブジェクトの認識や音声の盛り上がる箇所の認識など、多様なソニーの技術を生かしたAI分析エンジンに加えて、他社製AIエンジンも統合的に活用することが可能である。
例えば、スポーツ番組では、プレー内容に関する統計データとAIエンジンの解析結果を組み合わせ、ハイライトシーンの自動生成など映像制作ワークフローの自動化を実現する。
今後、番組制作の中枢を担うスタジオ内で行っていた番組の収録・放送等に関わるセットアップなどを自宅や遠隔のスタジオなどから行うことが可能となる。
(画像はプレスリリースより)

ソニー株式会社 プレスリリース
https://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/202009/20-075/