新市場の開拓に取り組んでいる企業を表彰
ロボット、AI、ビッグデータといった社会の在り方に影響を及ぼす新たな技術を、あらゆる産業や社会生活に取り入れるためには、スーパーコンピュータの存在が不可欠である。
富士通株式会社と理化学研究所は、2020年9月2日、スーパーコンピュータ「富岳」が「MM総研大賞2020」の「大賞」および「ものづくり優秀賞」を受賞したことを発表した。
「MM総研大賞」は、優れたICT技術で積極的に新商品、新市場の開拓に取り組む企業を対象に、2004年に株式会社MM総研が創設した制度である。
2021年度の供用開始を目指す
「富岳」は、世界のスーパーコンピュータの性能ランキングである「TOP500」で1位を獲得したほか、「HPCG」、「HPL-AI」、「Graph500」など世界初となる同時4冠を達成してる。
「MM総研大賞2020」では、国内ですでに新型コロナウイルスの対策研究にも活用され、また、日本の高い技術を結集させて世界に大きなインパクトを与えた点を高く評価され、受賞に至った。
「富岳」は、計算性能やユーザーの利便性、ビッグデータやAIの加速機能などの総合力において、世界最高レベルのスーパーコンピュータとして2021年度の供用開始を目指す。
(画像はプレスリリースより)

富士通株式会社 プレスリリース
https://pr.fujitsu.com/jp/news/2020/09/2-1.html