映像分析や生体認証を活用した実証実験を開始
昨今、新型コロナウイルスによる感染症は世界中の人々の行動様式に大きな影響を与えており、従来とは異なる価値観・社会に対応したスタイルへの変革が進んでいる。
日本航空株式会社(以下。JAL)と日本電気株式会社(以下、NEC)は、2020年9月4日、デジタル技術を活用したNew Normal時代の安心な旅の実現に向けた協業を開始したことを発表した。
今回、映像分析や生体認証を活用した実証実験を実施し、待ち時間を感じさせないストレスフリーな旅行体験の提供や生体認証データを活用して快適な旅行体験の実現を目指す。
財布代わりに「顔」で買い物
今回、映像分析・生体認証技術を活用し、「手荷物待ち時間可視化サイネージ」や「羽田空港初の顔認証による手ぶら決済」などの実証実験を実施する。
「手荷物待ち時間可視化サイネージ」では、液晶ディスプレイのカメラで個人を認証し、ステイタス情報に基づき、手荷物の返却予定時刻をアニメーションでわかりやすく案内する。
「羽田空港初の顔認証による手ぶら決済」では、登録した決済情報をもとに、財布代わりに「顔」で買い物をすることができる。
JALとNECはデジタルを活用した技術の検証をさらに進め、安全で安心な旅行体験を実現する。
(画像はプレスリリースより)

日本電気株式会社 プレスリリース
https://jpn.nec.com/press/202009/20200904_01.html