企業支援が目的である
2020年9月14日、科学技術振興機構(以下JST)は、社会還元加速プログラム(SCORE)大学推進型について、2020年度の採択機関の決定を発表した。
このプログラムは、大学発ベンチャーにおける支援や、体制構築、強化を目的として、案件に対して支援するかどうかを決定採択し、以降のサポートをするものである。
本年度は、外部専門家で構成される委員会により審査が実施され、募集件数12件に対し3件が採択された。
継続的な新産業創出が目的である
大学ベンチャーという、将来の新産業につながる案件に対し、継続が困難になる不足要因について全面的な支援をするものである。
具体的には、神戸大学と大阪工業大学が共同で、事業化に必要なGAPファンドの運用などの支援を行うことで、成長の可能性が高い大学発ベンチャーの継続的な新産業創出と、ベンチャー業界の追従と活性化を目的としている。
なお、具体的な支援が開始された後は、策定されたサポートプログラムに沿って、試作品の製作、検証データ取得を行い、評価や投資の判断が出来るレベル、つまり、ビジネスモデルとしての形が出来上がるまで支援されることとなる。
(画像はプレスリリースより)

JST
https://www.jst.go.jp/pr/info/info1449/index.html