スタッフの業務負荷が大幅に低減
現代の日本では、高齢化人口の増加により車椅子を利用する人口が増えている。
車椅子の利用者をサポートする「お出掛けサービス」では、多数のスタッフが同伴し、福祉自動車と手押し車椅子で移動する形態がしばし提供されている。
株式会社Doog(以下、Doog)は、2020年9月28日、1人乗り自動運転車椅子型ロボット「ガルー」を導入したことを発表した。
ガルーを利用することにより、スタッフの業務負荷が大幅に低減し、スタッフがより生産性の高い業務に従事できる。
航空業界や医療現場などにも展開
ガルーは、レーザセンサと高度なソフトウェアで追従対象者を自動検知する1人乗り自動運転車椅子型ロボットで、1人のスタッフが2人以上の移動を同時にできるようになる。
例えば、先導するスタッフが従来の手押し車椅子を押し、その後ろをガルーが自動追従することで、ガルーを連隊して多数を一度に移動をすることができる。
また、ガルーの自動追従機能は、自動走行をするための初期セッティングなどは不要で、場所を選ばずにすぐに利用できる。
今後Doogでは、高齢者福祉の現場に限らず、航空業界や医療現場などにおいても活用しやすい機器に進化させていく。
(画像はプレスリリースより)

株式会社Doog プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000043289.html