オンラインで美術展を開催
2020年10月1日、株式会社モスフードサービスは、「MOSごと美術館2020」を10月1日から12月31日まで開催すると発表した。
この催しは、オンライン上の特設サイトで行われ、障がい者の方たちが描いた絵画などの作品を家にいながら楽しめるものとなっている。
本来であれば、東京と横浜の30店舗に展示開催する予定であったが、今年のコロナ禍を考慮し、感染予防の観点からオンラインでの開催を決定したものである。
なお、一部作品は、モスフードサービス本社の受付ロビー、および、会議室に展示されている。
障がい者雇用の側面を持つ
この作品を描いた方たちは、新潟県の企業が企画した事業に参加しているものであり、障がい者の方たちが描いた作品を、企業や美術館に貸し出すことでレンタル料を収入としている。
単なる作品募集にとどまらず、雇用を生み出すという側面をも担っており、2020年9月現在で、約20名が出品し、約300作品がラインナップされている。
作品も水彩画や切り絵、中にはクレヨンで描いた上に爪で引っかくという斬新なものまで、多様性に富むものとなっており一見の価値があるものとなっている。
(画像はプレスリリースより)

株式会社モスフードサービス
https://www.mos.co.jp/company/pr_pdf/pr_201001_1.pdf