プレプリントプラットフォーム『Onikle』を運営
株式会社Onikleは、2020年10月7日、同社の提案が令和2年度『つくばSociety 5.0 社会実装トライアル支援事業』に採択されたと発表した。
同社は、筑波大学発のベンチャーであり、コンピューターサイエンティスト向けプレプリントプラットフォーム『Onikle』を運営する企業。同事業において同社は『Onikle』に関する提案を行い、最終審査にて採択されている。
論文をより詳細にカテゴライズする独自のAI
研究業界は、唯一デジタル化が進んでいない領域であり、レガシー産業とも言われている。こうした状況は、既存の学術メディアが市場を独占し、構造的な変革が困難であるため生じていると、株式会社Onikleは判断。この課題を、プレプリントを基盤とした科学を構築することで解決すべく、同社は『Onikle』の開発・提供に至った。
同社は『Onikle』において、論文をより詳細にカテゴライズする独自のAIを開発している。このAIは、論文を検索する手間を削減し、利用者にとって最適な論文をリコメンドによって取得することができるというもの。また、瞬時にトレンドにキャッチアップできるよう、トレンドレポートの提供も行っている。
『Onikle』のユーザー拡大を目指す
今回同社の提案を採択した令和2年度『つくばSociety 5.0 社会実装トライアル支援事業』は、つくば市がSociety 5.0の社会実装に向けて実施する事業。「世界のあしたが見えるまち」というヴィジョンの下、革新的な技術やアイディアを全国から公募していた。
同事業において株式会社Onikleは、『Onikle』のユーザー拡大を目指すとしている。
(画像はプレスリリースより)

株式会社Onikle
https://onikle.com/company/株式会社Onikleが、令和2年度つくばSociety 5.0 社会実装トライアル支援事業に採択 - PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/