シード出資を通じて、成長支援を図る
株式会社サムライインキュベートは、2020年10月19日、創薬支援ベンチャーである株式会社リンクバイオへのシード出資を決定したと発表した。
この出資は、『サムライ6号ファンド(Samurai Incubate Fund6号投資事業有限責任組合)』において行われるもの。同ファンドでのシード出資を通じて、成長支援を図るとしている。
サムライインキュベートとリンクバイオ
株式会社サムライインキュベートは、プレシード~シード期のベンチャー企業に対して投資・支援を行うベンチャーキャピタル。また、大企業の中から世界を変えようと挑戦する社内起業家や、企業内イノベーション人材育成支援も展開。イノベーションを起こしたい人・組織・国と伴走することで、全人類の幸福を最速で実現することを目指している。
今回同社が出資を決定した株式会社リンクバイオは、創薬支援事業を主に手がけるベンチャー企業。近年注目を集める核酸医薬品の領域において、創薬シードスクリーニングの質を向上させる可能性がある技術を開発した。同社の技術は、新型コロナのような急を要する創薬や検査薬素子の研究においても、その力が期待されている。
ひとりでも多くの患者の力となることを目指す
出資を受けることで株式会社リンクバイオは、保有技術の汎用性拡大を企図。これまでにない新規医薬品のブルーオーシャン開拓を支援し、ひとりでも多くの患者の力となることを目指すという。
株式会社サムライインキュベートは今回の出資について、長い期間ディスカッションを重ねた上で実施を決定した。出資先の技術によって「助かる命」が増えることを、楽しみにしているという。
(画像はプレスリリースより)

株式会社サムライインキュベート
https://www.samurai-incubate.asia/創薬支援ベンチャーのリンクバイオに出資・成長支援決定 - PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p