ハードテックの革新的なアイデアを創出
三菱重工業株式会社は、2020年10月26日、ベンチャーやものづくり企業などとの共創空間『Yokohama Hardtech Hub』を、横浜・本牧にて開設したと発表した。
『Yokohama Hardtech Hub』は、共創を通じて新しい技術やビジネスが生まれる場を構築すべく、開設された施設。ハードテックの革新的なアイデアの創出が目指されると共に、その実現に向けた取り組みも展開される。
試作と検証の繰り返しが重要なハードテック
ハードテックは、AI・IoTといったデジタル技術の革新と、量子・材料設計・微細加工・バイオなどのフィジカル技術の革新を組み合わせる技術領域。今後の機械システム進化において中核となることが期待されており、その開発においては試作と検証の繰り返しが重要となる。
『Yokohama Hardtech Hub』は、このハードテックの共創空間として開設された。三菱重工業株式会社・横浜製作所本牧工場内の建屋を利用した施設内には、ハードテックの「モノづくり」に対応可能な設備を用意。イノベーション創発の場として、ベンチャー企業など多種多様なプレーヤーとの繋がりを通じた活動を展開するとしている。
「仲間」であるベンチャーの入居を募集
『Yokohama Hardtech Hub』はまた、新しい産業・文化を生み出すエコシステムを形成することにより、地元・横浜市をはじめとする地域における活性化への貢献も企図。ベンチャー企業をはじめとする「仲間」の入居を募集すると共に、共創イベントの定期開催も予定しているという。
同社は、安心・安全な社会を目指す共創空間としての『Yokohama Hardtech Hub』に、期待を求めている。
(画像はプレスリリースより)

共創空間『Yokohama Hardtech Hub』を横浜・本牧に開設 - 三菱重工業株式会社
https://www.mhi.com/jp/news/201026.html