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2025年07月08日(火)
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「Bluetooth 5」正式発表!情報量8倍、速度2倍、距離は4倍に

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「Bluetooth 5」正式発表!情報量8倍、速度2倍、距離は4倍に

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待望の新規格「Bluetooth 5」がついに正式発表
世界で利用される近距離無線通信、Bluetooth技術の規格策定や認証を行う業界団体であるBluetooth Special Interest Group(SIG)は、米国時間の16日、次期規格の「Bluetooth 5」を正式に発表した。今年後半から2017年初頭にかけてリリースするとしている。

Bluetoothは、現行でバージョン4.2までリリースされているが、「Bluetooth 5」は、2013年12月にリリースされたバージョン4.1の後継規格になるとみられている。発表によると、この「Bluetooth 5」は、現行バージョンに比べ、省エネルギーでありながら、デバイス間転送速度は2倍に、到達距離は4倍に、伝送可能な情報量は8倍になるとされており、次世代のワイヤレスサービスを支えるものになると見込まれる。

Bluetooth5
本格的なIoT時代の到来に対応、新たな体験を支える技術に
次期規格の「Bluetooth 5」は性能がアップすることに加え、ビーコンや位置情報関連デバイスなど、さまざまなワイヤレスサービスの利便性が向上する。これまでよりもリッチなデータコンテンツを転送できる、ブロードキャスティング能力も追加されており、簡単にストレスなく利用できる、コネクションレスな新体験を実現する技術になるとされる。

「Bluetooth 5」においては、とくにInternet of Things(IoT・モノのインターネット)化を推進し、身近にあるさまざまなものが、相互に通信連携するスマートな次世代生活を支える技術となることが意識されている。

「Bluetooth 5」の性能をもってすれば、一般的住宅のかなり離れた場所にあるIoTデバイスへの接続も可能で、アップデートも高速で完了させられる。また、アプリとペアになったデバイスから離れた状態での情報伝達を再定義でき、アプリをダウンロードしたり、デバイスにアプリを接続したりといった手間をよりなくした、シームレスな連携を実現できるとも説明されている。

Bluetooth SIGによると、いまや世界で82億台ものBluetoothデバイスが使用されているといい、2020年までにはIoTソリューションのおよそ3分の1がBluetoothを採用する見込みだという。「Bluetooth 5」の登場は、本格的到来が間近とされるIoT時代の重要な要素となりそうだ。


外部リンク

Bluetooth Special Interest Group プレスリリース
https://www.bluetooth.com/pressreleases/2016/06/16

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