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2025年10月04日(土)
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さくらインターネット、学術情報ネットワークで「SINET5」対応を開始

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さくらインターネット、学術情報ネットワークで「SINET5」対応を開始

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「SINET接続サービス」を刷新、冗長化した10Gbps回線で接続
インターネットインフラサービスを提供するさくらインターネット株式会社は7月1日、同社のインフラサービスと学術情報ネットワーク「SINET」との連携サービス「SINET接続サービス」を刷新し、「SINET5」に対応するものとしたことを明らかにした。

「SINET」は、日本全国の大学、研究機関などの学術情報基盤として、大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立情報学研究所(NII)が構築・運用するネットワーク。全国に接続拠点を置き、各大学や研究機関などへと先進的ネットワークを提供している。

国際的な先端研究プロジェクトの実施において必要になる、国際間の情報流通をスムーズに進められるよう、多くの海外研究ネットワークとも相互接続しており、今日の学術情報基盤として欠かせないものになっている。クラウドやセキュリティ、学術コンテンツを全国ネットワークで有機的につなぎ、800超の大学などで用いられているという。

さくらインターネットでは、これまで従来型の「SINET4」と自社の石狩データセンターを100Mbpsの専用回線で接続してサービス提供を行ってきたが、今年4月からさらに発展した「SINET5」の運用が開始されたため、今回この「SINET5」への対応を行った。

SINET接続サービス
より信頼性の高い広帯域のネットワークを提供
刷新した接続サービスでは、「SINET5」とさくらインターネットのインフラサービスを10Gbps回線で接続する。このベストエフォート10Gbpsの回線を、最大10期間で共有するものとし、利用機関数に応じて回線の増設も図るとしている。通信経路は冗長化しており、より信頼性の高い広帯域のネットワークを提供可能となった。

加えて、異なるサービスやゾーン間を、レイヤ2ネットワークでつなぐオプションサービス「ハイブリッド接続」も利用できる。これにより、石狩データセンターおよび東京地区のデータセンターを活用できるようになる。

さくらインターネットでは、「学内のWebサーバーをアウトソースしたい」といったニーズや、「授業で生徒に貸すサーバーを一時的に確保したい」といった要望など、さまざまな声に応えていきたいとし、シーンに合わせて「さくらのクラウド」、「さくらの専用サーバ」、「ハウジングサービス」、「リモートハウジング」を対応インフラサービスとして、「SINET5」経由で用いてほしいとした。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

さくらインターネット株式会社 プレスリリース
https://www.sakura.ad.jp/press/2016/0701_sinet/

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