地方在住者や初心者、高齢者も手軽に格安スマホを持てる!
株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)は5日、同社の個人向けモバイルデータ通信サービス「IIJmio高速モバイル/Dサービス」の販路を拡大し、8月1日から郵便局に設置するカタログでの販売をスタートさせることを明らかにした。低価格SIMカードとスマートフォン端末をセットにした、いわゆる格安スマホのパック商品を郵便局で販売する。
まずは岐阜県、愛知県、静岡県、三重県の東海地方にある郵便局2,050局で取扱いを開始し、順次全国の郵便局へと展開を拡充させていくとしている。
身近な郵便局という場所での取扱いになり、郵便局専用コールセンターも用意してのサービス提供となることから、地方在住者やスマートフォン初心者、高齢者でも手軽に格安スマホを利用できるようになるとみられ、これまで以上に利用開始のハードルを下げることで、さらなるユーザー層の拡大を目指す方針だ。
設定済みの端末がゆうパックで届くからすぐに使える!入門解説ブックもプレゼント
商品は、「IIJmio高速モバイル/Dサービス」の「ミニマムスタートプラン」音声機能付きSIM「みおふぉん」と、富士通コネクテッドテクノロジーズ製のSIMロックフリー端末「arrows M03」をセットにしたもの。
インターネットも通話もでき、NTTドコモのLTEに対応。郊外でも都心部でも安定した通話品質・高速通信を確保する。余ったデータ量は翌月に繰り越せるほか、2年縛りもなく1年利用すればいつでもキャリア変更が行える。
端末代金は32,800円で、24回払いを利用すると月々1,380円。月間3GBのデータ容量が利用可能で、月額1,600円になる。国内音声通話の料金は30秒あたり20円、破損時などにリフレッシュ品と交換してもらえる「端末補償オプション」が契約時に申し込み可能で、こちらは月額380円になる。このほか初期費用として3,000円が必要で、1年以内に解約する場合は、利用期間に応じた音声通話機能解除調停金が発生する。
利用を希望するユーザーは、郵便局に設置された商品カタログを入手し、電話かカタログに付属する専用ハガキで「申込資料」を請求する。すると、IIJから申込資料として申込書一式が郵送で送られてくるので、これに必要事項を記入し、返送すればよい。
申し込み受付が完了すると、SIMカード入りの設定済みスマートフォン端末が「ゆうパック」で配送されてくる仕組みとなっており、ユーザーは端末の電源を入れるだけで利用を開始できる。特典として、オリジナルの入門解説ブック「格安スマホ入門」(非売品)もプレゼントされるという。
(画像はプレスリリースより)

株式会社インターネットイニシアティブ プレスリリース
http://www.iij.ad.jp/news/pressrelease/2016/0705