「Syn.」構想の新たな取り組みが検索領域でスタート
株式会社スケールアウト、株式会社nanapi、株式会社ビットセラーが合併して誕生したKDDIのグループ企業、Supership株式会社は4日、革新的なモバイルインターネット体験の創出を目指して推進している「Syn.(シンドット)」構想における新たな取り組みとして、「Syn.search(シンドット サーチ)」をリリースすると発表した。
「Syn.search」は、チャット形式で手軽に使える検索サービス。Facebookのメッセンジャープラットフォーム「bots for Messenger」をベースとして活用している。気になるワードや、調べたいキーワードをメッセージ送信すると、「Syn.alliance」に参画する各種サービスのなかから関連情報が表示され、知りたい情報をすぐに取得できる。
また、地元や職場周辺、よく利用するエリアなど任意の地域や、自分の星座といった情報をあらかじめ設定・登録しておくと、毎日決まった時間に、その地域の天気予報や占い結果といった情報を届けてもらうこともできる。
個々のユーザーに合った使いやすい総合情報検索の実現を目指して
「Syn.search」では、moniplaやウェザーニューズ、Gunosy、食べログ、NAVITIME、はてなブックマーク、nanapi、iQON、映画.comなど、「Syn.alliance」に参画する各種サービスの多様なコンテンツと、Supershipの独自検索技術を組み合わせることで、個々のユーザーニーズに合った最適な検索結果をスムーズに表示できるようにする。
サービス開始当初としては、「ウェザーニュース」の天気情報や「運動通信」のスポーツ情報、「cocoloni」の占い結果、「nanapi」のハウツー情報などから検索結果を表示させるという。今後は、その他のアライアンスサービスにおけるコンテンツも検索結果へ反映させていくほか、ユーザーの質問データをもとにした回答精度の向上に努めていくとした。
「Syn.」構想は、多彩なサービスの相互連携を深め、角カテゴリーの上質なアプリやWebサービス間をシームレスに行き来できるプラットフォームを整えることにより、各サービスの利便性アップはもちろん、サービス同士の融合による新たな価値の創造を目指すもの。サービスの枠を越え、つながり・融合・利便性を追求する“スマートフォン価値倍増計画”と位置づけられている。
(画像はプレスリリースより)

Supership株式会社 ニュースリリース
https://supership.jp/news/20160804_synsearch.html