月額4.99ドルの追加オプションで広告なし利用が可能
ユーザー好みの音楽を自動でレコメンデーションしてくれる機能を備えた、巨大音楽ストリーミング配信サービス「Pandora」を提供するPandora Media, Inc. は現地時間の15日、新サービスとなる「Pandora Plus」をリリースした。
このサービスにより、もう1度聴きたいと思った楽曲のリプレイを行ったり、あまり今の気分でない楽曲が再生された際にその曲をスキップして次へ進んだりすることができる。また、オフラインでも好みのステーションから配信される楽曲を再生し、楽しめるようにもなった。これら機能は、月額4.99ドルを負担するだけで、すべて広告表示もなく利用できる。
楽曲のリプレイは、画面左下の巻き戻し矢印アイコンを使って行う。楽曲再生中にその曲を選択してリプレイしたり、セッション中に再生履歴をもととして、前に戻ってリプレイ、再び気に入った楽曲を聴いたりすることができる。スキップは右下のスキップボタンを押すだけで実行可能だ。そのとき聴きたい楽曲に出会うまで、好きなだけスキップできる。
オフラインモードでの再生は、インターネット環境が利用できない状態になった場合に利用できる。お気に入りのステーションとして、親指アイコンでチェックしておいたもののトップ3が保存、確保されており、ユーザーはスムーズにそれらステーションの楽曲をオフラインで楽しむモードへ移行できるという。
広告を視聴すれば無料でもOK!より好みに制御できる「Pandora」へ
また、この「Pandora Plus」の楽曲リプレイ、スキップ機能は、広告表示を受け入れれば、無料ユーザーも利用できる。アプリ画面左下の巻き戻し矢印アイコンをクリックし、リプレイ操作を行うと、広告視聴をするかどうか確認するメッセージが現れるので、これを許可して視聴すれば、再生中の楽曲や再生履歴内の任意の楽曲について、リプレイさせることができる仕組みとなっている。
スキップ機能は、無料ユーザーの場合、時間あたりの回数に制限があり、それを超えてスキップしたいときには、リプレイと同様、許可して広告視聴を行うと、その完了と引き替えにスキップ操作ができるようになる。
Pandora Media, Inc. では、こうした「Pandora Plus」および新機能導入により、「Pandora」は、ユーザーが自ら好みに制御して使いこなし、聴きたい楽曲を好きなだけ楽しむことが可能なサービスへと進化すると説明している。
この「Pandora Plus」のオプションサービス・新機能は、ロールアウトがスタートしており、今後数カ月内に、iOS/Androidスマートフォン向けアプリの全ユーザーへ提供されるものとなることがアナウンスされている。
(画像はプレスリリースより)

Pandora Blog 該当発表記事(プレスリリース)
http://blog.pandora.com/us/introducing-pandora-plus/