サーバーを借りる必要もなし!LINEやFacebookで使えるボット開発が手軽に
hachidori株式会社は10月3日、コードを書く必要もなく、ひとつのブラウザインターフェース上だけで、手軽にチャットボットを作成することができるツール「hachidori(ハチドリ)」正式版をリリースした。リリースを記念し、10月末まで全機能を無料で利用できるキャンペーンも開始した。
「hachidori」は、Facebook Messenger Platform1.1や、LINEのBot Platform2.0に対応し、これらで動作するクロスプラットフォームのチャットボットを手軽に作成できるサービス。Facebool Messenger Platformのメニューやクイックリプライといったv1.1で提供されている機能、LINEのカルーセル、ボタン、リッチメッセージ(Imagemap message)といったリッチ機能を用いたボットを、コードを書く作業は一切なしとした、ノンプログラマーでも挑戦しやすい仕様で開発・運用できる。
サーバーを借りる必要もなく、SaaSでボット作成にすぐ取り組め、サーバーホスティングからボットの自動応答会話内容の指定、各種メッセンジャーとの連携、外部APIとの接続まで、ワンストップで行える点も特徴だ。
ドラッグ&ドロップでイメージ通りのチャットボットをすぐに作成可能!
ごくシンプルで直感的に使いこなせるユーザーインターフェースを特徴とし、ボット作成はドラッグ&ドロップで進めることができる。テンプレートなどもクリック挿入で手軽に実装可能だ。
現時点での対応は、Facebook MessengerとLINEだが、今後他のプラットフォームにも順次対応させていくといい、あらゆるプラットフォームのためのボットをひとつのインターフェースで作成、管理できる手間の少なさも魅力となっている。
hachidoriは、6月末からベータ版提供でテストを行ってきたが、3カ月で400超のアカウントが開設されるなど、ボット作成に関するデータとノウハウの蓄積が実現されてきたこと、またFacebookのプラットフォーム更新やLINE Bot Platformの新API公開などをきっかけに、チャットボット作成ニーズが本格的に高まってきたことから、今回正式版リリースに踏み切った。
正式版では、 ワンクリックでFacebookのボットが作成できる「簡単設定」も導入されている。これを用いれば、最短30秒でチャットボットを作成することも可能だという。
運用面では、作成したボットをビジネスで活かすための分析機能も搭載しており、ボットでの集客効果向上を確認しながら進めていくことができる。
利用料については、初回2週間は「Free Trial」として無料試用が行える。その後の有償サービスプランは、「MINI」の月額980円から「LARGE」の月額9,980円まで4段階用意されている。作成可能なボットやシナリオの数、送受信メッセージ数、アップロード可能なファイル容量、ファイル送信回数などに違いがあるため、用途に合うものを選択すればよい。
なおhachidoriでは、今月中にもボットと人力とを組み合わせ、ユーザー対応を顧客・企業の双方にとって利便化・向上させるソリューションの「hachidori plus」をリリースする予定で、こちらではコンサルティングサービスを導入し、顧客企業と協働でボット開発を進めていくとしている。
(画像はプレスリリースより)

hachidori株式会社によるプレスリリース(PR TIMES)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000019280.html「hachidori」
http://hachidori.io/