最大200人まで対応!グループビデオ通話
LINE株式会社は14日、同社が提供するコミュニケーションアプリ「LINE」において、複数人で相手の顔を見ながら同時にコミュニケーションをとることができる「グループビデオ通話機能」の提供を開始したことを明らかにした。アップデートが反映され、同機能が利用可能となるタイミングに差が出る可能性はあるものの、15日までに全ユーザーへ順次適用される。
LINEは、2011年6月にデバイスや通信キャリアなど、使用する端末環境にかかわらず、友達同士、家族・知人・職場の同僚同士など親しい間柄で気軽に連絡を取り合えるメッセンジャーサービスとして誕生、さまざまな機能拡充を続け、多くのユーザーを獲得してきた。いまや日々の生活においてなくてはならないコミュニケーション手段となっている人も少なくないだろう。
今年3月には、グループトークや複数人トークのメンバーと、同時に音声による通話コミュニケーションをとることができるグループ通話機能をリリース、最大200人でのリアルタイムな会話を楽しめるようになった。今回追加された「グループビデオ通話機能」は、このグループ通話機能がビデオ通話に対応したかたちとなる。
顔の表示は同時に4人まで可能
「グループビデオ通話機能」を使用すると、グループトークや複数人トークで集まっているメンバーと、顔を見ながら会話することができる。音声通話の場合と同様、同時に最大200人まで参加可能だ。「LINE」さえあれば、利用料は無料で自由に使いこなせるが、通信環境はWi-Fi、3G・4G回線対応で、3G・4G回線利用時には、別途パケット通信料がかかる。
グループビデオ通話時の画面には、自分を含め最大4人までの顔を映し出させることができ、話題の中心にあるメンバー、発話中のメンバーなどに注目しながら、グループでのコミュニケーションをとることが可能だ。
通話中には、顔認識でそのときの喜怒哀楽を表現できる6種類のエフェクトや、カメラアプリのような4種類のフィルターで、表示画像の雰囲気を変更、任意に演出するといった機能を利用することもできる。
それぞれのメンバーが、バラバラな場所にいても、リアルタイムに時空を共有しているかのような豊かなコミュニケーションを手軽にとることができるため、日常のシーンはもちろん、これから本格化するクリスマスや年末年始といったイベントシーズンにはとくに重宝しそうだ。
なお、この「グループビデオ通話機能」は、今後PC版「LINE」においても提供を開始する予定とされている。
(画像はプレスリリースより)

LINE株式会社 プレスリリース
https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2016/1598