手元のマウスが心拍数や操作状況を測定・記録
サンワサプライ株式会社は27日、ユーザーの心拍数や操作状況を測定し、記録することができるというユニークなマウス新商品「MA-HLS1」および「MA-WHLS-1」を発表、同日より販売を開始したことを明らかにした。「MA-HLS1」がUSB接続タイプで5,500円(税別)、「MA-WHLS1」がワイヤレスタイプで7,500円(税別)となっている。
「MA-HLS1」・「MA-WHLS1」は、心拍センサー付きのブルーLEDマウス。マウス本体側面にLEDセンサーを備えており、親指をセンサーに添えた状態で数秒間姿勢を維持すると、心拍数を測定することができる。過去の心拍数測定データは一覧表示させることが可能で、定期的に計測していくことで、体調の変化をみることができるという。
心拍数のほかにも、マウスのクリック数や移動距離といった操作状況を計測することが可能となっており、日々の使用状況を把握・管理することもできる。あらかじめ設定した心拍数やマウスクリック数、移動距離を超過した場合に、警告を出すアラート機能も搭載しているため、PCの使いすぎ、長時間作業によるオーバーワークが気になるユーザーなどには、とくにおすすめだ。
スマホ連携も可能!自然に日々の体調を管理
専用のWindowsアプリが無償提供されており、これを用いると日々の計測データを閲覧できるほか、蓄積されたデータをCSVファイル形式で出力することもできる。
また、データアップロード機能を使えば、スマートフォンとの連携を行うことが可能で、アプリをダウンロード・インストールすると、PCのデータを同期させて、スマートフォンからもデータチェックができるようになる。なお、こちらのスマートフォン向けアプリは近日公開予定とされている。
通常のマウスとしての使用感も十分に高い仕上がりとなっており、感度の高いブルーLEDセンサーで、光沢感のあるガラス面など、マウスパッド以外の場所でもスムーズな操作感を発揮する。エルゴノミクスデザインとサイドラバーグリップで楽に扱えるほか、手に自然とフィットするやや大きめサイズもポイントで、疲れにくい。
マウスポインタを動かさず、手元のサイドボタンにある「戻る・進む」の2ボタンによる操作を実行することも可能で、Webブラウザ操作をよりスムーズに行えるものともなっている。なお、本体はWindows 10・8.1・8・7/Mac OS X(10.2以降)に対応するが、このサイドボタン操作はMacシリーズでは利用できない。
USB接続の有線タイプ「MA-HLS1」は、本体重量約108グラム、ケーブル長1.5メートル、ワイヤレスタイプの「MA-WHLS1」は本体重量約82グラム(電池除く)で、単4乾電池2本により駆動する。カラーはいずれもブラック1色で、分解能は1,600カウント/インチ。
(画像はプレスリリースより)

サンワサプライ株式会社 ニュースリリース(プレスリリース)
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