「ActiveImage Protector 2016-RE IT Pro Edition」をリリース
株式会社ラネクシーは21日、株式会社ネットジャパンの手がけるイメージバックアップツール「ActiveImage Protector 2016-RE IT Pro Edition」の販売を開始すると発表した。同日より、代理店を通じて提供している。
「ActiveImage Protector 2016-RE」は、Windowsサーバーおよびクライアント向けのイメージバックアップツール。ハードディスク全体をセクターコピーすることで、システムからアプリケーション、データなど丸ごとのバックアップを行い、イメージファイルとして保存できる。システム障害が発生した際などに、ファイル、フォルダー単位での復元が可能なほか、OSを含めた全復元を簡単かつ一括処理で実行できるなど有用性が高い。
物理環境と仮想環境の両方に対応しており、バックアップ元が故障している場合には、別の物理マシンや仮想マシンに復元することも可能だ。近年、導入が進むパブリッククラウド上のサーバーでも、オンプレミス同様にバックアップ、リストアを行えるという。
バックアップファイルの肥大化を防ぐ「重複排除圧縮」機能や、物理マシンから仮想マシンへのダイレクト変換を実現するP2V機能を搭載、遠隔地へのバックアップファイルレプリケーション機能も無償オプションで提供する。高速でのバックアップおよびリカバリによるダウンタイムの大幅な短縮を実現しているほか、ごく分かりやすい画面操作で、誰でも簡単にニーズに合った設定のもと活用できる仕様ともなった。
利用期間内なら無制限でバックアップ・リカバリが可能!
今回リリースされた「ActiveImage Protector 2016-RE IT Pro Edition」は、システムエンジニア単位のサブスクリプションライセンスとして提供されるもので、現場でインストールやバックアップ作業を頻繁に行う必要のあるITエンジニアを主な対象としている。
こうしたエンジニアの作業効率を落とすことがないよう、サーバーへのプログラムやドライバーのインストールレス・スタイルで、バックアップをOS稼働中でも高速作成できるようにした。インストールレスで使用できるため、P2V作業はもちろん、複数台マシンへのキッティング作業や、初期設定状態のバックアップを作成して新たなマシンを用意したり、初期設定に戻したりといったメンテナンス作業にも最適とされる。
OS単位ではなく、人単位となっている点もポイントで、仮想/物理サーバーとデスクトップの数は無制限、利用期間内ならば何度でも、どのマシンでもバックアップやリストアを実行できる。ライセンスは年間タイプと3カ月タイプの2種類が用意された。
ラネクシーでは、今後もネットジャパンと協力し、信頼性の高い有用なデータ保護ソリューションの提供を進めていくとしている。
(画像はラネクシー 製品詳細案内ページより)

株式会社ラネクシー プレスリリース
http://www.activeimage-re.com/news/20170921.html「ActiveImage Protector 2016-RE IT Pro Edition」製品案内ページ
http://www.activeimage-re.com/lineup/it-pro-edition.html