アユートが「Kalay Home」を発表
株式会社アユートは9月29日、電球ソケットに取り付けるだけで使える、屋内用ダウンライト型ネットワーク防犯カメラ「Kalay Home」を10月より発売すると発表した。玄関や廊下などのソケットに設置すると、LED照明として機能するだけでなく、スマートフォンからリアルタイムに動画を確認・監視したり、会話や録画を行ったりすることもできるようになる。
「Kalay Home」は、E26口金の電球ソケットに接続して用いる製品で、LED照明、動体検知センサー、録画機能、映像監視機能、会話機能を搭載、マイク・スピーカーも本体に内蔵するという新たなかたちの防犯カメラ。
すでにある電球ソケットに取り付けるだけで利用を開始できるため、壁や天井に穴を開けるといったことがなく、工具・工事が一切不要となるほか、賃貸物件でも安心して使える。取り付け部には独自のアジャスター構造を採用しているため、ソケットの深さに合わせて伸縮し、より簡単にしっかりと取り付けられる。
設置位置から垂直4メートル、半径2メートル内に動くものを検知すると動作を開始させるPIR(赤外線感知)センサーを搭載、照明が1分間自動点灯するほか、1分間の録画も自動実行される。ネットワークカメラとして、スマートフォンへと通知を送る仕様ともなっていることから、リアルタイムに状況を見て確認することもできる。
安心・安全を簡単・手軽に!
ネットワーク設定や本体の操作は、無料の専用アプリ「KalayLightCam」を介してスマートフォンから行う。外出先でもネットにつながるスマートフォンさえあれば、アプリからリアルタイム映像の確認や録画、スナップショットの撮影などが行える。
照明のオン/オフ切り替えや、動体検知センサーのオン/オフ設定、画質の変更といった管理も、すべてスマートフォン上で時間や場所を問わず実行可能だ。内蔵されたスピーカーとマイクロホンにより、設置空間へ話しかけることもできる。
本体1台に対し、同時に4人までのアクセスが可能で、家族間などでも柔軟に利用できるほか、スマートフォン1台で最大16台の「Kalay Home」をモニタリングすることができるとされる。
本体サイズは130×130×139mm(幅×奥行×高さ)で、重量は200グラム。LEDライトとしての明るさは310ルーメンで、色温度が昼白色と昼光色の中間にあたる5700K、消費電力6Wとなる。
録画および撮影は、100万画素の4分の1インチCMOSセンサーと魚眼レンズカメラで実行。最大1280×720ピクセル/30fps(H.264形式)で、広範囲かつ鮮明な画像を撮影することができる。録画データは本体のmicroSDHCメモリカード(最大32GBに対応)で保存する。自動録画は動体検知を起点に前10秒、後50秒の1分間だが、手動録画ならば3分まで可能だ。なお、スマートフォン操作による録画とスナップショットは、スマートフォンの端末側に記録されるものとなる。
販売はアユートの直販サイト「アキハバラe市場」のほか、全国のPC専門店で行い、想定売価が15,980円(税込)。
(画像はプレスリリースより)

株式会社アユート プレスリリース
http://www.aiuto-jp.co.jp/information/entry_528.php「Kalay Home」 製品案内ページ
http://www.aiuto-jp.co.jp/products/product_2139.php