スマホとウェアラブルデバイスなどで番号共有ができる「ワンナンバーサービス」
株式会社NTTドコモは13日、1つの電話番号をスマートフォンとウェアラブルタイプなど各種アクセサリデバイスで共有して利用、通話・通信が行えるようにする「ワンナンバーサービス」を9月22日より提供すると発表した。オプションサービスでの提供となり、料金は月額500円。
「ワンナンバーサービス」は、ドコモ回線で利用しているスマートフォンの端末に付与された電話番号を、アクセサリデバイスと共有することで、そのデバイスからLTE/3Gのモバイルネットワークに接続、スマートフォンなしでも音声通話やデータ通信を利用できるようにするもの。
スマートフォンを置いて、ウェアラブルデバイスのみを身につけながらランニングをしたり、ちょっと近所まで外出したりする際も、ウェアラブルデバイス単体で通信サービスを利用できる。
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「ワンナンバーサービス」の契約ユーザーに電話がかかってきた場合、スマートフォンと登録設定したアクセサリデバイスの両方が同時に鳴動する。ユーザーはスマートフォンとアクセサリデバイスのどちらでも、その時に利用しやすい方で応答でき、通話を開始すると、利用していない方の片方は原則として発信不可状態になる。
スマートフォンの電源が切れてしまっている場合などでも、情報を取り逃すことがなく、より便利に活用できる仕組みだ。対応端末はスマートフォンがiPhone 6/6 Plus 以降(iOS 11以降)、アクセサリデバイスは、Appleが発表したばかりの「Apple Watch Series 3(GPS+Cellularモデル)」となる。
利用に際しては、「カケホーダイプラン/カケホーダイライトプラン」、「シンプルプラン」と「パケットパック」または「シェアオプション」、および「spモード」の契約が別途必要とされ、これらの料金と通話料・通信料がかかる。
別途登録手数料が1回あたり500円かかるが、こちらは2018年3月31日まで無料となり、また500円の月額料金も同じく2018年3月31日までに申し込むと、初回180日間は無料になる。
実質的に「Apple Watch Series 3(GPS+Cellularモデル)」のために提供されるサービスといえ、NTTドコモは同端末を9月22日より発売すると発表している。
「Apple Watch Series 3」は最新モデルの「Apple Watch」で、従来と同じBluetoothとWi-Fiに対応したタイプのほか、新たにLTE通信対応タイプが登場した。単体での通信・通話が可能で、用いる電話番号はiPhoneと共通化されており、SIMカードの機能を備える超小型チップを内蔵している。
(画像はプレスリリースより)

株式会社NTTドコモ プレスリリース
https://www.nttdocomo.co.jp/「ワンナンバーサービス」
https://www.nttdocomo.co.jp/service/one_number/「Apple Watch Series 3」
https://www.apple.com/jp/apple-watch-series-3/