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2024年04月24日(水)
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インプレスR&D、“一人出版社”が手軽に実現できる新サービスをリリース

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インプレスR&D、“一人出版社”が手軽に実現できる新サービスをリリース

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Amazon対応の「出版ブランド開設サービス」を開始
電子出版事業を展開する株式会社インプレスR&Dは23日、POD(プリント・オンデマンド)出版の新サービスとして、新たに「出版ブランド開設サービス」をリリースした。ユーザーが独自のブランドを用いて、PODサービスをベースにした出版が行えるようになる。

インプレスR&Dでは、総合ショッピングサイトである、日本最大のネット書店としても活用されているAmazon.co.jpにおいて「NextPublishing Authors Press」ブランドにより、POD書籍を個人や団体が出版・販売できる「著者向けPOD出版サービス」を2016年10月より、登録料無料で提供してきた。しかし、専用サービスのみでの出版となることから、より独立し、オリジナルの出版ブランド(出版者名・出版社名)による出版・販売を行いたいという要望が寄せられていたという。

そこで「著者向けPOD出版サービス」を基本的サービス部分として、さらにAmazon.co.jpで販売する際の出版ブランドを、独自のものとすることができる「出版ブランド開設サービス」を開始することとした。近年、注目を集める“一人出版社”など、独自のスタイルで出版を手がける未来の出版者らを支援する。

出版ブランド開設サービス
開設費5万円でOK!
「出版ブランド開設サービス」では、「著者向けPOD出版サービス」と同じく、ユーザーが紙媒体の出版物を1冊からPOD方式で出版、Amazon.co.jpにおける販売が行える。サポート判型は新書判・B6判・四六判・A5判・B5判・レター判・A4判の7種類。本文印刷はモノクロだけでなく、カラー印刷も行える。

出版前に見本を作成して確認できるオプションなど、支援サービスも豊富だ。販売価格は1円単位で自由に設定でき、書籍が売れると、販売価格から「印刷費」と「販売手数料」を引いた全額がユーザーに支払われる。

「印刷費」はAmazon.co.jpの定めるもので、モノクロページは1ページあたり2.5円、カラーページは1ページあたり6.9円と180円の合計で、インプレスR&Dの「販売手数料」は、販売価格の40%となる。

今回リリースされた「出版ブランド開設サービス」独自の内容として、開設費5万円を負担すれば、販売時の出版ブランドを自らのブランドとすることができる。5万円を除き、別途追加費用が発生することはなく、印刷費や手数料体系も「著者向けPOD出版サービス」と同じだ。ただし、あらかじめ日本図書コード管理センターにおいて、ISBN出版者記号を取得しておく必要がある。

また、出版活動を拡大していくうえで、Amazon.co.jpが提供する広告掲載サービス「Amazonマーケティングサービス」を利用したPRを展開することも可能で、同サービスによるAmazon内へのキーワード広告掲載、ターゲティング広告掲載が行える。

出版不況がいわれて久しいが、こうしたICTを活用するかたちで参入ハードルが低下することを通じ、多様な出版社による豊かな書籍文化が支えられることを期待したい。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

株式会社インプレスR&D プレスリリース
http://www.impressrd.jp/news/171023-2/NP

「出版ブランド開設サービス」 公式サイト
https://open.nextpublishing.jp/publisher/

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