「Stories Highlights」と「Stories Archive」の追加を発表
米Facebook傘下のInstagramは現地時間の5日、「ストーリー」における新機能として「Highlights(ハイライト)」と「Archive(アーカイブ)」を追加すると発表した。これまでの「ストーリー」の概念が変わる2ツールのリリースとなっている。
Instagramの「ストーリー」は、複数の写真や動画コンテンツをスライドショー形式にまとめて投稿できるが、投稿から24時間が経過すると自動削除されるものだった。「Snapchat」など、“消える”ことでの手軽さ、リアルタイムの楽しみが支持されるトレンドを受けた仕様と考えられてきたが、今回の機能追加により、「ストーリー」投稿は表示期間を過ぎると、自動でユーザーの「アーカイブ」に保存されるようになっている。
保存を無効にすることも可能なほか、あくまでもユーザー自身が振り返ってみるための「アーカイブ」であり、表示期間経過後に他のユーザーが閲覧することはできない仕組みに変わりはないが、消去されなくなった変更は大きなポイントになるだろう。
「ハイライト」で自分を表現
「Stories Highlights」では、「Stories Archive」に保存されたものから好きなものを選んで編集、ひとつのコンテンツにまとめてプロフィールのすぐ下に設置される新セクションに表示させることが可能となる。
「ストーリー」での投稿は24時間が経過すると消えてしまうが、「アーカイブ」に保存されたものから、お気に入りを選び出し、「ハイライト」でグループ化するなど編集して投稿すると、プロフィールページで他ユーザーが閲覧できるコンテンツとして残り、生き続けるものになる。新たな自分自身をリアルな日常の一コマ一コマから表現し、伝えていく窓口となり、これまでの「ストーリー」とは違ったスタイルで活用されるようになるだろう。
「Stories Highlights」で「ハイライト」を作成するには、プロフィール画像下の最も左にある「New」のサークルをタップ、「Stories Archive」を表示させて任意の「ストーリー」を選択し、好きな名前をつけてまとめればよい。
アップすると、「ハイライト」新セクションのサークルに表示されるようになり、他ユーザーはそのサークルをタップすればスタンドアロンの「ストーリー」として再生、閲覧できる。削除や再編集を行いたい場合は、該当する「ハイライト」をタップ・ホールドして操作する。
Instagramの発表によると、これら2つの新機能は、全ユーザーを対象に順次提供開始され、最新バージョンのアプリで利用可能になるという。
(画像はプレスリリースより)

Instagram 公式ブログ発表記事(プレスリリース)
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