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2024年03月30日(土)
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NTTテクノクロスがブロックチェーン活用支援サービスを発表

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NTTテクノクロスがブロックチェーン活用支援サービスを発表

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第1弾では運用状態を分かりやすく可視化
NTTテクノクロス株式会社は21日、多方面で関心の高まっているブロックチェーン技術に関し、これをいち早く取り入れて自社のビジネスに活かすなど、新たなサービスを実現しようとする企業に向けて、支援ソリューションとなる「ContractGate」シリーズを提供していくと発表した。

第1弾では、ブロックチェーン技術を応用したサービスの運用状態をグラフや図によって分かりやすく可視化する「ContractGate/Monitor」をリリースするといい、2018年1月22日より提供を開始する予定であることも明らかにしている。

ビットコインに代表される仮想通貨で注目されるようになったブロックチェーン技術だが、近年は金融業界はもちろん、より広範な領域でビジネス応用を図る実証実験が進められている。一方で、ブロックチェーンが出力するログ情報は、テキスト形式による数字膨大な数字の羅列で、これをシステム管理者やユーザーがチェックしても、運用状態を理解し、管理したり検証したりすることは難しいという問題があった。

そこでNTTテクノクロスでは、ブロックチェーンの動作をグラフや図で示すことにより、起きている情報や処理の流れを視覚的に素早く把握可能なものとするツールの開発に着手、今回発表した「ContractGate/Monitor」を生み出した。

ContractGate
任意の名称登録で管理も容易に
「ContractGate/Monitor」を用いると、“ブロック”と呼ばれるレコードのチェーン状態をグラフや図で見ることができるようになり、それぞれのつながりやブロック番号、ブロック生成時間、ブロックハッシュなど最新の状態・情報をスムーズに確認可能となる。

刻々と取り込まれていくブロックの情報だけでなく、アプリケーションとブロックチェーン基盤間のトランザクション情報もグラフ表示されるため、ひとつの表示ページでアプリの運用管理が容易に行えるようになるとされる。

スマートコントラクトの関数に対し、分かりやすい任意の名称を登録しておけば、その名称によるリスト表示が可能で、接続先ノードに到着したトランザクションを自動で分類、到着順で分かりやすく日本語表示により案内する機能もある。

また、ブロック内にあるユーザー特定用の16進数アドレスと任意のユーザー名を紐付けてアドレス帳に登録しておけば、画面表示もユーザー名によるものとなり、動作確認がさらに簡単になる仕組みともなっている。

加えてこのツールは、PoC(Proof of Concept・概念検証)で実現可能性やその効果、課題をチェックする際にも動作や機能を可視化できるため、ブロックチェーンを用いたサービスの開発におけるデモンストレーション支援ツールとしても使える。

価格は1端末1ライセンスが50万円から。NTTテクノクロスでは今後、これまでにブロックチェーン関連の技術検証や実証実験などを通じて培ってきた技術やノウハウを活かし、「ContractGate」シリーズのツールを順次提供していく。

また、関連するコンサルティングやアプリケーション開発、ブロックチェーン基盤の構築、開発者向けの技術研修などにもサービスを拡張し、さまざまなビジネスにおけるブロックチェーンの応用、実用化を促進していく方針とした。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

NTTテクノクロス株式会社 プレスリリース
https://www.ntt-tx.co.jp/whatsnew/2017/171220.html

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