投資と共に共創の支援にも取り組む
株式会社 ICMGは、2021年5月20日、ベンチャーキャピタル『共創ファンド』を4社共同で設立すると発表した。
同社は、知的資本経営を通じて企業・社会の持続成長を支援している企業。『共創ファンド』では、同社と日本空港ビルデング株式会社、そして株式会社 羽田未来総合研究所と株式会社きらぼし銀行の4社が、ベンチャーへの投資と共に共創の支援にも取り組む。
サービス開発力と知的資本の融合が必要
今般のコロナ禍を受け、地球と人類が共存しうる持続可能なエコシステムの開発および継承が、経済界などにおいても重要視されるようになった。こうした状況において4社は、新進の起業家が持つベンチャー精神やサービス開発力と、大企業が持つ知的資本との融合が必要であると判断。そのための場として、『共創ファンド』を成立するに至った。
『共創ファンド』では、デジタルやテクノロジーの活用によって生活シーンの社会課題を解決するベンチャー企業を対象として、スピーディな資金提供が行われる。また投資先には、大企業ネットワークを活用したハンズオン支援も提供。ファンドサイズは20億円と設定され、ビジョンに賛同するベンチャー企業の参加を募っている。
実証で『羽田イノベーションシティ』も活用
『共創ファンド』ではさらに、起業家と大企業の共創を実証する場として、羽田空港に隣接するリアルプレイス『羽田イノベーションシティ』も活用される。同施設は、先端産業と文化産業が融合した大規模複合施設。実証を通じて、見える形での具現化・社会実装を推進するとしている。
なお『共創ファンド』では、2021年5月より投資を開始している。
(画像はプレスリリースより)

ベンチャーキャピタル『共創ファンド』の設立について - 株式会社 ICMG
https://www.icmg.co.jp/n_2105201600/